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心臓だけは元気です
僕の父は90才なんですが、今でも毎朝、自分が気になった
新聞記事を切り抜くのが日課です。
切り抜いてお菓子の空き箱とかに入れてます。入れっぱなしw
整理せないかんとは口ぐせのように言いますが、
生きてるうちに整理できるかどうかははなはだ疑問です。
ちなみに親戚の人なんかに「お父さんは元気?」と聞かれたら

「心臓だけは元気です。頭はボケて足はヨタヨタ」

と答えてます。

最近は切り抜きしなくても写メでパシャと撮ればいいから楽ですね。
僕もそうしてますが撮りっぱなしで整理が・・・
遺伝でしょうか?(笑)

で、そんな中からご紹介。


写真は記録だ、いやいや記憶だ・・・
などと、受け売りを知ったかぶって論じてたのも遠い昔のこと。
そんなこと今はどうでもいいんですが、
数年前、こりゃ負けたわというのに出会いました。
曰く

「写真は関係の芸術」

その通りですね。
芸術かどうかは別にして、
誰にも否定できないと思います。
語ったのは細江英公。
森山大道のおっしょさんです。
森山自身は「僕の師匠は東松照明」だと思ってるかもしれませんが、
世間的には森山の師匠は岩宮武二と細江英公です。
ま、これこそどうでもいい話なんで先へすすみます。

写真ってどうしても被写体とカメラマンの「関係」が写ってしまいます。
というよりカメラマンの被写体に対する
「思い」が写ってしまうと言ったほうがいいかもしれませんね。
で、昔、篠山紀信が南沙織を撮った写真(GORO←懐かしいw)を見て

「二人はできちゅう」

と看破した野郎がいました。
僕なんか何言ってるんだくらいにしか思わなかったんですが、
後日経過から判断するに友達の言うとおりだったわけです。
その頃から私には「見る目」がなかったんですねえ・・・
悲しいことです w

2011年の震災時、新聞や雑誌なんかではただただ
悲惨さだけを浮き彫りにしている写真を多くみかけたのですが、
この1枚には感動し、写メで「切り抜いて」おきました。

20180301.jpg

週刊ポスト2011年4月1日号巻末カラーグラビアの
トップに配されてたものですが、
手前左に写ってる被災者と思われる方に、
そっと寄り添って撮影したようです。

救援隊がいる場所に、
自分の思いが詰まってるのでしょうか。
それを茫然自失で眺めてるのか、
あるいは夢であってくれたらいいのにと、
まだ、夢から醒めるやらぬ気持ちで見てるのでしょうか?
あそこで暮らした何十年かの月日が、
走馬灯のように彼女の中を巡っているのかもしれません。

そういった諸々のことを、
見る者に考えさせてくれるいい写真だと思います。
長く見つめていると、泣けてきます。


今日は久しぶりに早く帰って寝たいので、
切り抜きシリーズを作ってみましたw

おやすみー♪





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