FC2ブログ
そこに誰かいるのかね?
SoftBankの請求形式が変わってたので見ていると、
「支払い方法」ってのがスマホ画面上部にあって、
ちょい興味が湧きタップしてみました。
そしたら「セキュリティ番号の入力」なんてのが現れたので
セキュリティ番号って?メンドイや、やめようと思ったその時、
スマホがチャリンと鳴りセキュリティ番号なるものを送ってきた。

そこに誰かいるのかね?




怪談話は夏の夜、と相場が決まっておりますが、
ある冬の、心底冷え切った夜、恐ろしいことがありました。

アシスタントのM子と撮影から帰り、
カメラバッグとM子を事務所前で降ろし、
僕は車を置きに駐車場に。
事務所に戻るとアシスタントのM子が玄関口にまだ立っている。

「どうした。こんなく(*1)に立って」

「トイレに誰かおる」

「おるわけないやか。さっき二人で帰ってきたとこやに」

「けんど、中から鍵がかかっちゅうも」

「そんなことがあるかえ」

と、ノックをすれど返事はない。
ノブを回してみたが開かない。
ノブを見ると赤色。
つまり使用中。
人の気配はなかったけど、誰か入ってるのかな?

留守中に誰か来て、トイレに入ったのだろうか?
鍵の在り処はみんな知ってるし。
それにしても玄関の鍵をかけるか?
トイレに入ってる最中に知らない誰かが勝手に
入ってきたらいけないと思い鍵をかけたのかも?
中でフンバッていて、出るに出られなくなったのかも?
とか、いろんな想像が頭の中を巡ります。


しばらくしても一向に出てきません。
中で寝てるのか?
Mちゃんは我慢できんとか言うし・・・

そこに誰かいるのかね?

「いやぁ怖い。トイレに知らん人が入っちゅうがや」

怯えるMちゃん。

「そんな馬鹿なことがあるかえ」と私。

「おばあちゃんち(*2)であったも」

「知らん人が勝手にトイレ使いゆったがか?」

「うん」

「そりゃだいぶ気負うちょったがやね。
それかトイレの神様よえ」

「気負うちょうがは私やき。出るき」

「そこですなよ!するなら風呂でせえよ!」

しかたない・・・
女子が非れもない格好で寝ていても、場合が場合やき許して。

「開けるぜぇ〜」

大声で呼びかけ、
意を決してドライバーで非常脱出口ならぬ
なんていうのか知らない部分を回しドアを開けると・・・

もぬけの殻でした・・・・

やあ!
そこに誰かいるのかね?
私の声が聞こえるなら頷いてくれたまえ
家には誰かいるのかね?
きみは気分が落ちこんでいるそうだが
私なら きみの苦しみを和らげ
また元通りに立ち直らせることができるのだ
さあ 気持ちを楽にして
まず きみの症状を知りたい
基本的な事実だけでいい
どこが痛むのか教えてくれたまえ

痛みはまるでないのです
あなたがどんどん遠のいていきます
水平線あたりに見える船の蒸気のように
波の間に間に近づいてくるあなたが見えます
あなたの唇が動いても
何をいっているのかは聞こえません
幼い頃 僕はいつも熱がありました
僕の両手はまるで2個の風船のようでした
今もちょうどあの頃と同じ気分です
うまく説明できないのです
きっと分かってもらえないでしょう
いつもの僕とはどこか違うのです
麻痺した状態がとても心地良いのです

それでは
少しチクリとしますよ
これでもう大声で叫ぶことはなくなります
少し虚脱状態になるかも知れませんがね
さあ 立てますか?
効果があったようですね 素晴らしい!
これで ショウが終わるまで
あなたは持ちこたえられるでしょう
さあ そろそろ出番ですよ

痛みはまるでないのです
あなたがどんどん遠のいていきます
水平線あたりに見える船の蒸気のように
波の間に間に近づいてくるあなたが見えます
あなたの唇が動いても
何をいっているのかは聞こえません
幼い頃
僕は視界の隅っこに
一瞬のうちに消える幻を見てました
振り返ってみると
その幻は消えてしまうのでした
それがどんなものだったか
もうはっきりとは思い出せません
幼かった僕も大人になり
夢も消えてしまいました
今の僕には
麻痺した状態がとても心地良いのです

Pink Floyd / Comfortably Numb
訳詞:山本安見



後で実験して見るに、トイレから出るときロック部分に
触れると鍵がかかった状態でドアが閉まるのを確認。
古い家だから何もかも「ユルく」なってるんですよ。
敷居もすり減って、ふすまや障子が隣のレーンに入ったりしてるから(笑)

撮影に行く時、最後にトイレを使ったのはM子だから、
慌てて出て来るおまえが悪い・・・ということで一件落着。



(*1)こんなところ。

(*2)ばあちゃんちはけっこうな田舎です。




←クリックお願いします(m_m)

ーこのブログについてー
★写真はクリックすれば大きくなります。
★斜体で、アンダーラインのある文字をクリックするとリンク先に飛びます。
(例)こっちだよ


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する