FC2ブログ
君たちには忖度しないから
撮影現場で一緒になってイヤなのは映像(ビデオ)ですね。
写真ならカメラの前をちょっと横切っても
シャッター切らなきゃいいだけなんだけど、
ビデオの場合、すでに回してたらそうもいきません。
僕が写っちゃいますので迷惑かけます。
ま、編集でどうにかするかもしれませんが
ココって場面だとカットしたくないだろうしね。

カメラマンは大概そう言います。
でも、我々が気を使ってるほどにはビデオの方は
我々のことをへとも思ってないようです。
特に「報道」。
なかでも「SSH」はすごいですよ。

高知市の西方、愛媛県との県境に仁淀村という村があるのですが、
そこでは毎年2月に「秋葉まつり」という祭りが行われます。
まだまだ若かった頃、その祭りを撮りに行きました。
もちろん僕には祭りを撮るというシュミはありませんので仕事として、です。
発注者は新聞社系の企業だったので、僕も1/4くらいは
「報道」関係者みたいなもんだったかもしれませんが・・・w
でも、肩書はあくまでも「フリー」です。

広場みたいなとこに観客が陣取ってたので、ここで
演舞があるのだろうと思い、その後方に撮影場所を定めました。
頭の中では手前に観客が入り、彼らに見守られながら
視線の向こうで演者が演じてる・・・という構図ができていました。

何十分か経ち、演者たちもやって来、まさに演舞が始まらんとするその時、
観客の前を腰をかがめながら二人の人間が右方より滑り込んで来ました。
一人は私の視界から外れ気味の左前でしゃがみました。
ビデオカメラを抱いています。
もう一人は私の目の前に突っ立ち、高々とポールを持ち上げるではありませんか。
さきっちょには音声を拾うマイクがついています。
当然私が撮る写真の中には常に「そいつ」とポールが写り込みます。
ド頭に来た私は持っていた一脚を延ばし、それで「そいつ」の頭を小突き

「後から割り込んで来て、みんなの前に
突っ立ってそんなもん延ばしたら迷惑やろうが」

と怒鳴りました。
彼はビデオを抱いたカメラマンらしき人物の顔色を伺います。
どうもアルバイトのようです。
ビデオカメラマンが「座れ」と指示を出し、彼は座りポールも引っ込めました。
音声マイクとビデオカメラにはロゴマークが貼られていました。
政府が右というものを左とは言えない・・・という、政府忖度放送局(SSH)でした。








←クリックお願いします(m_m)

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する