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筆山ホテル
今日はデンタルクリーニングでした。
ま、歯の掃除ですね、掃除。
掃除といえば汚れてるのか・・・と思うけど
クリーニングと言えばそれほどでもない。
言葉って不思議です。
ちなみに僕の歯の磨き方は上手いらしく、
日に一度(朝です)とはとても思えない・・・
と歯科衛生士の方が驚いてますw

昨夜3時就寝の今朝7時起きだったので眠く、
診察室は適温だしおねえさん綺麗(目だけだけどw)だしで
このまま寝ちゃおかな?と思ったけど
口開けたままなかなか寝れるもんではありません。
でも、猛者を思い出しました。
歯医者で治療中に寝ちゃった猛者を。
クリーニングではありませんよ。
虫歯の治療です。

女友達の息子。確か小2か小3だったな。
お母さんは息子を歯医者に預けたまま買い物に出かけ、
帰ってくると先生が笑ってたそうです。

「こんなの初めて」とw


「思い出した」でまた別のことを思い出しましたw
先日の日記で「息遣いが聞こえてくる云々」と書きましたが、
以前、息遣いが聞こえてくるような文章に出会い、
「まるで後ろに寄り添って、共に旅をしているような錯覚に陥りました・・・」
と、感動の思いを書いた手紙を連載されてた地元紙の編集部に送ると、
転送されて作者の元に届き、詩集が2冊添えられた丁寧な返信が来ました。

20181120.jpg

詩人だったのです。
その中で、以下の詩が一番好きです。

筆山ホテル

赤いタクシーに乗り込んでから
「山へ」
と男は言いました
路面電車の線路を置いてきぼりにして
山は
いくつかの坂と
いくつかの林を抜けたところにあるのでした
この山にも
春には蕨やぜんまいが
やっぱり顔を出すのでしょうか
夏には露草が
ひっそりと花を咲かせているのでしょうか
そんなことを思っていると
街の灯が遠くの方でちかちかしました
きょうはなぜ
「いいわ」
だなんて言ったのかしら

どんなに考えてみても
もうあとの祭りなのでした


この詩集の初版は1982年。
筆山には筆山ホテルと筆山ビレッジがあり、
両方とも古く、筆山ホテルの方は既に廃業してます。
ホテルだけでなく従業員も古く、
その残ってるビレッジの方に若いカップルが行きました。
3年ほど前のことです。
ことが終わり、帰ろうとフロントに電話する(*)と、
電話にでたおばあちゃん

「え?あんたらぁいつの間に来ちゅったぞね」

平和なホテルですw



(*)電話で金額を問い合わせ、従業員が部屋まで取りに来るホテルが高知にはまだいくつかあります。






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オススメ2冊
関東地方とかでは梅雨が空けたそうだけど、
高知はまだまだの模様です。
今日、6月30日は輪抜け様。
無病息災を願い、神社にこしらえられた輪っこを抜けます。
サーカスではないので、輪に火はついてません。
高知市では事務所そばの潮江天満宮が人気ですが、
子どもたちとは出雲大社によく行ってました。
車も置けるしあめゆとかも出るのです。


20180630a.jpg

森山大道の写真集「彼岸は廻る」です。
発売は2004年5月。
以前にも取り上げました が新しい方も見えてるので再度・・・

Amazonの説明によれば

2003年夏「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2003」の
オープニングイベントとして行われた舞台、越後妻有版「真実のリア王」を、
写真家・森山大道の対象の内奥にまで迫るレンズを通して紙面に再現。
英文併記。


また、版元の現代企画室によれば

過疎の山村にアーティストが見出した「真実のリア王」。
演じるのは越後妻有の老人たち。
「里山の魂の声を聞く」写真記録集。
作/演出クリスティアン・バスティアンス


といった写真集です。
言わば「頼まれ仕事」ですね。
でも、スポンサー付き仕事だといってもそこは森山、
んなことは全く異に介せず好きに撮ってます。
ま、頼む側も森山が森山でなくなるんだったら頼まないだろうし、
そこが私たち凡カメラマンとは違いますw

で、内容ですがこれがまた素晴らしい。
胸にズンッとくるものがありますね。
見つめていたら感情移入しすぎ
泣きそうになる写真も幾葉か・・・
まさに「彼岸」です。

20180630b.jpg

20180630c.jpg

写真集の中で
老人の一人が語っています

私の視力はね、
ゼロなんですけれども・・・
真っ暗じゃないんです。
全然見えないんだけども、
あの、目の中がこう
白っぽいね、感じがしてるわけ。

今ね、あのう、
目で見ようという
気持ちは全部捨てました。
その代わりに・・・
温かさと痛みと冷たさ、
重さとかね
それを中心として、記憶に、
頭の中に
押し込む訓練をやってるから


眼に見えることだけ、
耳当たりのいい言葉だけで判断していると
間違うこともしばしばですね。

「総理!これは生き死にの問題です!何を笑ってるんですか!!」
って叫んだ人 がねぇ・・・・・・・


えー、で、
この本と、藤原新也の「沖の島」 はオススメです。
藤原新也は「少年の港」が一番好きだけど。


*  *  *  *  *  *  *


カタオカくん

20180630d.jpg

20180630e.jpg

20180630f.jpg
<ニコンF2+28mmF2.8>





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忘れられない「本」
今日は久しぶりに風俗嬢の撮影。
最近ドタキャンが多く、2週間ぶりかな?
なのでたった今まで画像処理してました。
昨夜寝たのは午前3時(今日やねw)くらいだったので流石に眠い。

というわけで本日は「手抜き」。
忘れられない「本」をテーマにひとつ。
高知市に越してきたのは小学2年の春。
田舎で読んだ「本」だと思うので多分小学1年の時かな?
保育園児のころは「文字」が読めなかっただろうから(笑)

「本」といっても漫画だけど。
それも貸本のまんが。


病で床に臥せった母がいて、傍らには小さな女の子。
多分就学前だと思う。
その女の子が兄(記憶では少年ではなく青年くらいに見えた)に

「おにいちゃん、おなかすいた」

と。
兄は困った顔をし、少し考え

「〇〇子、これでお米を一合だけ買っておいで」

がま口を開け小銭を渡す。
妹は

「うん」

と喜び小走りで米屋に。
米屋の主は面倒くさそうに一合だけ米を妹に渡す。

「お兄ちゃん買ってきたよ」

ニコニコしながら兄に米を渡す妹。
傍らには「すまないね」と涙ぐむ母親。
さっそくご飯を炊く兄。
炊きあがり

「おいしいね。お米がたくさんになったね」

と喜んで食べる妹。

「水でふやかすとお米が膨らむんだ(*)」

と兄。
お茶碗に入ったご飯の回りには「水」みたいなのが
描かれていたのでお湯漬けだったのかもしれない。
もしくはおじや?
でも、おじやほど米は柔らかく描かれてなかった。

「お兄ちゃんの分も食べていいよ」

と兄は言うが、兄と母親の分はちゃんと残す妹。


上記の箇所の記憶はあるけどその前後の記憶はない。
なんて題名だったか作者は誰か・・・
小1の記憶の中にはありません。

もう一度読みたい漫画です。



(*)あのころは水を多めに入れて特殊な炊き方をしたんだとばかり思ってたけど、
米を炊くと重量が倍になることを知った今、普通に炊いたのか、
あるいは特殊な炊き方をしたのか疑問が増えた。






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パクリの告白
4年ほど前に読んだ本。

20180531.jpg

すっごく良かったです。
文章もテンポがあって読みやすく、
一晩で読んじゃいました。
お勧めです。

読書感想文というのは小さい頃から苦手なので
Amazonnからパクりますw

事件が知られていないのも道理で
この5件の事件を同一犯による連続事件と推測したのは清水氏が初めて、
実はそもそも、一件は冤罪事件であり、その冤罪が晴れて初めて
闇から姿を現したのがこの大事件なのですから……。
しかも、その冤罪事件こそ、あの「足利事件」!
戦後6件目の再審無罪ということで大々的な報道がなされたのは
記憶に新しいところです。
その端緒を作っていたのが清水記者だったというのは、本当に驚きでした。
なんなのでしょうか。このスケールの大きさは。
そして同時に起動される、新たな取材対象……すなわち、「真犯人」。
執念の取材とはこのことか、と痛感しました。
こんな記者、いったい何人この世にいるんでしょう。すごい。


「弱者に寄り添う政治」とか口先だけの政治家も多い中、
被害者家族に寄り添うとはどういうことなのか、
考えさせられるノンフィクションでした。

一番感動した部分は以下です。
やっと探し当てた足利事件の被害者家族である松田さんの
知人に、松田さんへの手紙の転送をお願いしていたところ、
その松田さんから直接電話がかかってくるんですが、
電話に出るなり一気にこう言われます。

「迷惑ですので、二度と手紙も出さないで下さい。
取材など受けるつもりはありません。
それを伝えたくてご連絡しただけです・・・
今さらなんですか・・・」


にべもないとはこのこと。
しかし・・・

その日から松田さんは何度か私に電話をくれた。
電話はやがて番号通知へと変わった
そしてついにはお目にかかれるようになった。


赤字部分です。

電話はやがて番号通知へと変わった

説明の必要もないでしょうが、
松田さんに信頼されたってことですね。

昨日の日記のタイトルでパクりましたw





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幻の翼
憂国忌を取り上げるなら、その10日前に生まれて死んだ、
土佐の「偉人」はどーよ?という声が聞こえてきそうですが、
その方からはワタクシ、なんの影響も受けてはおりません。
てか、その方を「好き」な人とはウマが合わない傾向がありますw
あくまで「傾向」ですので、このブログをお読みの方で
「龍馬ファン」がおられましても気を悪くされないよう、お願いしますw

つうか、高知といえば「龍馬」「よさこい」「カツオのたたき」・・・
しかないみたいな風潮がイヤなんです。

高知の空港は共産党さえも賛成し「龍馬空港」になったし、
北海道に行った時、バスのガイドさんが「よさこいソーラン」は
四国の「徳島」の踊りがヒント・・・なんて間違ったこと言うしw(*)、
カツオは「たたき」でなく「生」の方が好きな私です。

そして龍馬より「長平」さんのほうが好きです。
吉村昭氏の「漂流」で知りました。

江戸時代、赤岡の港を出航した漁船が台風で遭難し、
無人島であった鳥島(小笠原諸島)に流れ着いた「長平」さんは
当時大量にいたあほう鳥の羽根を身体に取り付け島脱出を
目論むも失敗。その後12年間その島で過ごし、
ある日流れ着いた難破船の破片を利用して筏を作り、
無事脱出したそうな。

20171126a.jpg


20171126.jpg
<頭上に空間をとると希望が写る・・・そうです>

長平さんがアホウドリをたくさん食べたせいでもないでしょうが
鳥島におけるアホウドリはその後減少の一途を辿り、
絶滅宣言まで出されたそうですが、有志による
保護活動が実り、近年、復活したようです。







(*)
もちろん挙手をし、徳島の踊りは「阿波踊り」であって、
元になったのは高知の「よさこい踊り」とすぐさま訂正しました(笑)
バスを降り際ガイドさんには感謝され、
他のガイドにも訂正しとくと約束してくれましたw

よさこいソーランも始まったばかりの頃だったと思うので、
会社の方からそう教えられてたんでしょうね。
「四国」といえばやはり徳島の「阿波踊り」なわけですから
勘違いするのも無理はない。。。よさこい踊りは
「よさこいソーラン」のおかげで全国区になったんだし(笑)

ちなみに、よさこいソーランのポスターに、
私の写真が使われたことがあります。



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