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パクリの告白
4年ほど前に読んだ本。

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すっごく良かったです。
文章もテンポがあって読みやすく、
一晩で読んじゃいました。
お勧めです。

読書感想文というのは小さい頃から苦手なので
Amazonnからパクりますw

事件が知られていないのも道理で
この5件の事件を同一犯による連続事件と推測したのは清水氏が初めて、
実はそもそも、一件は冤罪事件であり、その冤罪が晴れて初めて
闇から姿を現したのがこの大事件なのですから……。
しかも、その冤罪事件こそ、あの「足利事件」!
戦後6件目の再審無罪ということで大々的な報道がなされたのは
記憶に新しいところです。
その端緒を作っていたのが清水記者だったというのは、本当に驚きでした。
なんなのでしょうか。このスケールの大きさは。
そして同時に起動される、新たな取材対象……すなわち、「真犯人」。
執念の取材とはこのことか、と痛感しました。
こんな記者、いったい何人この世にいるんでしょう。すごい。


「弱者に寄り添う政治」とか口先だけの政治家も多い中、
被害者家族に寄り添うとはどういうことなのか、
考えさせられるノンフィクションでした。

一番感動した部分は以下です。
やっと探し当てた足利事件の被害者家族である松田さんの
知人に、松田さんへの手紙の転送をお願いしていたところ、
その松田さんから直接電話がかかってくるんですが、
電話に出るなり一気にこう言われます。

「迷惑ですので、二度と手紙も出さないで下さい。
取材など受けるつもりはありません。
それを伝えたくてご連絡しただけです・・・
今さらなんですか・・・」


にべもないとはこのこと。
しかし・・・

その日から松田さんは何度か私に電話をくれた。
電話はやがて番号通知へと変わった
そしてついにはお目にかかれるようになった。


赤字部分です。

電話はやがて番号通知へと変わった

説明の必要もないでしょうが、
松田さんに信頼されたってことですね。

昨日の日記のタイトルでパクりましたw





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幻の翼
憂国忌を取り上げるなら、その10日前に生まれて死んだ、
土佐の「偉人」はどーよ?という声が聞こえてきそうですが、
その方からはワタクシ、なんの影響も受けてはおりません。
てか、その方を「好き」な人とはウマが合わない傾向がありますw
あくまで「傾向」ですので、このブログをお読みの方で
「龍馬ファン」がおられましても気を悪くされないよう、お願いしますw

つうか、高知といえば「龍馬」「よさこい」「カツオのたたき」・・・
しかないみたいな風潮がイヤなんです。

高知の空港は共産党さえも賛成し「龍馬空港」になったし、
北海道に行った時、バスのガイドさんが「よさこいソーラン」は
四国の「徳島」の踊りがヒント・・・なんて間違ったこと言うしw(*)、
カツオは「たたき」でなく「生」の方が好きな私です。

そして龍馬より「長平」さんのほうが好きです。
吉村昭氏の「漂流」で知りました。

江戸時代、赤岡の港を出航した漁船が台風で遭難し、
無人島であった鳥島(小笠原諸島)に流れ着いた「長平」さんは
当時大量にいたあほう鳥の羽根を身体に取り付け島脱出を
目論むも失敗。その後12年間その島で過ごし、
ある日流れ着いた難破船の破片を利用して筏を作り、
無事脱出したそうな。

20171126a.jpg


20171126.jpg
<頭上に空間をとると希望が写る・・・そうです>

長平さんがアホウドリをたくさん食べたせいでもないでしょうが
鳥島におけるアホウドリはその後減少の一途を辿り、
絶滅宣言まで出されたそうですが、有志による
保護活動が実り、近年、復活したようです。







(*)
もちろん挙手をし、徳島の踊りは「阿波踊り」であって、
元になったのは高知の「よさこい踊り」とすぐさま訂正しました(笑)
バスを降り際ガイドさんには感謝され、
他のガイドにも訂正しとくと約束してくれましたw

よさこいソーランも始まったばかりの頃だったと思うので、
会社の方からそう教えられてたんでしょうね。
「四国」といえばやはり徳島の「阿波踊り」なわけですから
勘違いするのも無理はない。。。よさこい踊りは
「よさこいソーラン」のおかげで全国区になったんだし(笑)

ちなみに、よさこいソーランのポスターに、
私の写真が使われたことがあります。



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「思いの粒子」が詰まった記録集
自分のランキング近辺のブログ見てると、
鉄道ファン、いわゆる「鉄ちゃん」も多いですね。
その「鉄」の字を、旧仮名遣いである
「鐵」を用いてる方を見るとうれしくなります。
永六輔さんだったかな?いつだったかラジオで、

旧仮名遣いの「鐵」は「金に成る哉(カネにナルカナ)」と書く。
昔は「鐵」を作ったらお金になった。
でも今の「鉄」は「カネを失う」と書く。
意味が全く違う。

とか言って嘆いてました。
旧字体のほうが、その漢字の成り立ちが分かって面白いですよね。
じゃ、使えよっていわれてもメンドイし知らないから無理だけどw

ところで、鉄といえば話題の神戸製鋼ですが、
「金」も失ったでしょうが信用も失いましたね。
ま、いざとなったらアベッチが助けてくれることでしょう。



さてさて、今日も「本棚シリーズ」。
まだまだお腰は痛いです。
2日くらいで良くなると思ってたのにもう一週間。
撮影会までに治るかなぁ・・・

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「3.11キヲクのキロク」という記録集です。
東日本大震災の被災者の方たちが、
携帯やデジカメで撮ったものだそうです。
「NPO法人20世紀アーカイブ仙台」というところが出版してます。

マスコミの写真とは違い狙ったところがなく、
各人の素直な「心情」が写し込まれていて大変いい記録集です。

「大変有り難かった炊き出し」だとか「瓦礫の中のつくし」なんか見てると、
撮影された方の心の中にスッと入っていけるような気がします。
狙いすました「決定的瞬間」(ブレッソンの言うそれとは違います)よりも、
僕はこういったなにげない「日常」写真のほうが好きです。
1枚1枚を丹念に見ていくと、マスコミにより「切り取られた断片」
では気付かされない何かが見えてきます。
それは「社の意向」だとか「こういうものを撮ろう」
という邪念が撮影者にないからだと思います。

炊き出しをいただくとそれを作ってくれた方に感謝しシャッターを押す。
瓦礫の中につくしを見つけると、つくしだって頑張ってるんだからオレも・・・
って思って撮ったのかもしれません。
言い換えれば「肩に力が入ってない」写真、ですかね。
だからこそ1枚1枚の写真にものすごくドラマがあると思います。

少しだけご紹介。

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倒れなかった二宮金次郎さんや倒れてしまったマネキン。
こういった、細かなところに向かう「感性」って大事ですよね。

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「市民」の撮った記録集でも、そりゃ市民の中にも
プロカメラマンや写真好きなアマチュアの方だっています。
そういった方(だと思われる)の写真はやはり上手いです(笑)

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「思いの粒子」・・・
デジタル写真に「粒子」があるのかどうかは別として、
いい言葉ですね。

20171102h.jpg

記録写真の部、最後は「ひまわり」です。

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後半は「言葉」で思いを綴るのですが、
以前にもご紹介した

(前略)

(*避難所は)人でいっぱいになり、
横になることもできない状態だった。
なんとか身体を折って寝たが、床が固くて冷たい。
余震が起こるたびに、暗闇の中に悲鳴が響いた。

どうしても眠ることができない。
昨日までの何事もない日々を思い出すと
涙が出た。こんなことになるなら、
もっと勉強しておけばよかった。
旅行にも行きたかった。
もっともっと人にやさしくすればよかった…
後悔しか浮かんでこない。
余震のたびに緊張が走り、
その夜はほとんど眠れなかった。


(中略)

3月11日の夜、それまでの自分を
後悔して眠れなかったことを今も思い出す。
もう後悔しないように、
やりたいことは先延ばしにしない。

(後略)



当時女子学生だった方が書いたものです。
文章もうまいし、素晴らしいですね。



(*避難所は)は、文意を明確にするためTAMARAが追加しました。
なお、避難所は小松島小学校です。




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仮に僕が、同じ場所に立っていたとしても到底撮れません。
書き込みしてくださった方へのレスを書いてて思い出しました。
僕が英語が苦手になったのは中2のときからです。
新しもの好きってこともあるでしょうが、中1のときは良かったんですよ。
アメリカ帰りの先生で、発音はみっちりやられました。
15番街・・・フィフスストリート・・・ですか、
下唇を噛んだり舌を歯の間から出したりRでは巻き舌にしたりと、
けっこう忙しかったけど楽しかったです。
それと、英語は発音より発声のほうが大事だということも教わりました。
日本人の発声というのは下に空気が抜けやすいから、
それではいくら「発音」がよくても外国人には通じない。
口の前に手をおいて、それに空気が当たるくらい強く、
前に飛ばすように発生しろ、といつもいつも言われてました。

それがですね、中2から先生が変わり、その方の和訳というのが

何々であるところの何々・・・

とかいう感じ。
え?「ところーの」とか、普段言いませんがな・・・
と思い、なんだか英語が現実味を帯びず、僕から遠ざかっていきました。
今思うに、このころから「リアリティ」を求めてたんですねw

リアリティといいますとリアリズム写真集団という団体があるわけです。
絶対非演出らしく、撮影地に落ちてるゴミさえ拾わないらしいですが、
先日取り上げたドアノーの「パリ市庁舎前のキス」は彼らに言わせたらダメですね。
だって、あれは市庁舎前でキスをしてるカップルをドアノーが見つけ、
お願いして「再度」してもらい、それを撮ったわけですから。

そのお硬い写真集団の神様的存在が故・土門拳なんですが、
彼は晩年壺をたくさん撮ってますよね。

焼き物の撮影には専らタングステンライトを使用、
ストロボの光は使わない。それが土門流。


だそうです。
理由としては

タングステンは集光、ストロボは散光。
光が散るストロボは、立体感が欲しい撮影には不向きです


らしいんですが、その場にない人工的な光を当てるのは
「演出」ではないのか?なーんてことは置いときましてw
その、ストロボより光が散る日陰の自然光で土器をたくさん撮ってるのが
藤原新也の「沖の島」。

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実際は「沖ノ島」らしいですが本は「沖の島」になってます。
ちなみに「沖の島」で検索すると高知の沖の島がたくさん出てきます。

5年前、近所の喫茶店で週刊ポストを無造作に開くと、
ドドーンと飛び込んできた見開き写真にショックを受けました。

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すっげぇ〜
うまい〜
腹立つなぁ〜

と思ったら、藤原新也撮影でした。
どうりで・・・


でも、彼の写真集で一番好きなのは「少年の港」。

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リアリティありありな「夏休み」
台風一過。
16時前くらいから晴れてきました。

今日も手を抜こうと、家の方で日記の準備をしてきましたw
本棚シリーズです♪

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この制服を見、何かを感じたならあなたは立派な土佐人。
そうなんです、この制服は現存する女子校の制服なんです。
しかも高知一の「お嬢さん学校」と言われる中高一貫校。

普通、こういった撮影のときはダミーの制服ですよね?
中味もちょっとご覧に入れます。

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「土佐一宮」・・・高知です(笑)
他に桂浜や日曜市なんかでも撮られてて、
リアリティーむんむんな写真集です。

こういった写真は、報道写真ではないので
「リアル」を追求する必要はなく、
それらしさがあればいいわけですが、
そのうち脱ぐけど着てる服は現存の私立高制服。
撮影場所も現地。このこだわりようは素晴らしい♪

僕はリアリティーのない写真は嫌いで、
なぜかな?と思いますに、若い頃、中平卓馬さん達が
「リアリティーの復権」とか唱えてた影響でしょうね。

で、リアリティーのない写真がこれです。

20171029c.jpg

この写真を見た時、
何とも言えない違和感がありました。
なんだろな?と思って写真をよく見ますに、
我らが首相安倍晋三閣下のお尻の左横、
ご尊父さんの安倍晋太郎殿の写真がこっち向いてますよね。
普通、執務してる机の、座ってる側に向けるもんでしょ?
写真ってのは。

これだと

「パパよ、いけない僕を見ないで」になっちゃいます。






なお、この写真集「夏休み」は僕が買ったものではなく、
東京から帰省した際の、後輩の「お土産」です。




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